斉藤光毅の昨季のゴールをプレイバック
EFLチャンピオンシップ(イングランド2部)のクイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)は現地時間25日、チャレンジャー・プロ・リーグ(ベルギー2部)のロンメルSKから斉藤光毅を完全移籍で獲得したことを発表した。2シーズン連続でイングランドの古豪でプレーすることが決まった斉藤の昨季のゴラッソをここで紹介する。
昨年夏にロンメルからQPRに1年間の期限付き移籍でプレーした斉藤。昨シーズンは、左ウイングを主戦場としてプレーし、公式戦42試合の出場で3ゴールと2アシストをマークした。レンタル期間が終了した今夏には、保有元のロンメルに復帰していたが、今シーズンもロンドンに本拠地を置くクラブでプレーすることとなった。
そんな24歳は、昨シーズンの敵地でのハル・シティ戦では、持ち味のドリブル突破から豪快にゴールを決めていた。57分から左ウイングの位置で途中出場した斉藤。1点リードで迎えた70分に貴重な追加点を挙げる。
左サイド深い位置でボールを持った背番号「14」は、細かいタッチで相手を喰いつかせてから、一気に抜き去ると、右足を思い切りよく振り抜く。豪快に放たれたシュートは、ニア上を射抜き、ゴールに吸い込まれた。斉藤の持ち味が発揮された見事なゴールだった。このゴールでQPRは、2-1で勝利を収めた。
斉藤が加わったQPRはここまで3試合を終えて、1分け2敗の22位とスタートダッシュに失敗。23日に行われた前節のコベントリー・シティ戦では、1-7の大敗を喫した。また、カラバオカップ1回戦では、3部のプリマス・アーガイルに敗退に追いやられている。チームとしては厳しい戦いが予想される中、斉藤が“違い”を見せることができるか注目だ。
