個人技からの芸術的な得点
CRフラメンゴは現地時間25日、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA第21節でECヴィトーリアと対戦し、8-0の大勝を飾った。この試合ではブラジル代表経験もあるFWペドロが、ハットトリックを達成。中でも、自身3点目のゴールは、“エラシコ”から密集地帯を突破して決めた衝撃の一発だった。
首位のフラメンゴが本拠地「マラカナン・スタジアム」に16位のヴィトーリアを迎えた一戦。序盤から圧倒したホームチームは、サムエウ・リーノが開始早々の2分にゴールを決めると、1分後にはペドロが追加点を奪う。攻撃の手を緩めないホームチームは、34分と47分にもゴールを挙げ、4点リードで前半を折り返す。
後半開始早々にもペドロがこの試合2点目を奪うと、50分と54分にもフラメンゴが得点を重ね、大量6点のリードを奪う。そして迎えた59分、背番号「9」の点取り屋が圧巻の個人技からチームの7点目をマークする。
リーノのパスをボックス内左で受けたペドロは、4人の相手選手に囲まれてしまったものの、“エラシコ”で華麗に突破すると、最後は右足のチップキックでゴールネットを揺らした。“エラシコ”を効果的に使って、相手選手を抜き去った見事なゴールだった。
ペドロのハットトリックでさらにリードを広げたフラメンゴは、81分にもPKから1点を加え、8-0の大勝。直近7戦負けなし(6勝1分け)で首位をキープしている。
