上田綺世、周囲の評価は厳し目

　オランダ1部のフェイエノールトに所属する26歳の日本代表FW上田綺世について、ルート・フリット氏が先日批判した。それに続き、現役時代にアヤックスやオランダ代表で活躍したマルコ・ファン・バステン氏も辛辣な言葉を浴びせている。オランダメディア『フェイエノールト・ピングス』が26日に報じた。

　上田は2023年8月にベルギーのサークル・ブルッヘからフェイエノールトへ完全移籍し、徐々にチームの中心選手として頭角を現し始めている。今季は開幕戦のNACブレダ戦で初ゴールを決め、続くエールディビジ第2節のエクセルシオール・ロッテルダム戦でも得点を決めていた。UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）予選のフェネルバフチェ戦では、2試合とも無得点に終わっているが、それでもチームの重要な選手であることに変わりはない。

　ただ、周囲の評価は厳しい。現役時代にフェイエノールトでプレーしたフリット氏は「真のストライカーなのか疑わしい」とし、冷静さが足りないと指摘していた。その意見にファン・バステン氏も同調し「彼は自信を欠くことが多く、小さなスペースで冷静にプレーできない。おそらく模範的なプロ選手ではあるが、結局はこういう小さな瞬間で勝負が決まる」と語っている。

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