【写真：Getty Images】

遠藤航が語るサッカー選手になるために必要な準備

　世界最高峰と称されるプレミアリーグで戦うリバプールの遠藤航とブライトンの三笘薫が、『PUMA JAPAN』の公式YouTubeにおける対談シリーズに登場。世界最高峰の舞台・プレミアリーグで生き残るには、単なる技術の高さだけでは足りない。中高生年代からの明確な覚悟と、自らを律する自己管理、段階を踏んで力を伸ばす計画性、そして異文化に飛び込み適応していく柔軟さ。これらが一体となって、真のトッププレーヤーへと押し上げる原動力となる。

　日本人選手がプレミアリーグで成功する背景には、卓越した技術だけでなく、成長を支える心構えや戦略的準備がある。遠藤航は中高生からの覚悟と自己責任を強調し、三笘薫は段階的な成長の必要性を説く。語学力や異文化適応も、夢の舞台で結果を残すための重要な武器となっている。

　プレミアリーグで活躍する日本人選手に共通しているのは、技術だけでなく、正しいマインドセットと戦略的な準備を持つことにある。

　遠藤航は、中高生の段階から「サッカー選手を目指すのであれば、それを最優先にして取り組むことが重要」と語る。

「この年代は色んな誘惑に直面する。プレミアでプレーしたいのであれば、今、自分が何をしなきゃいけないか考えることが大切」

　自分の責任に向き合い、他人や環境のせいにしない姿勢が成長の鍵になるという。

　一方、三笘薫は段階を踏むことの重要性を強調する。「まずJリーグで結果を残さないといけない。そのステップを経てベルギーで経験を積んで、今ここまで来ているので、次にどう進むかを考えることが大事」と話す。

　さらに、語学力も海外挑戦に欠かせない要素になる。遠藤は「英語はやっておいて良かった」と話し、ドイツでプレーしていた時でも英語でコミュニケーションを取っていたという。三笘も大学時代から英語を学び、チームメイトとのコミュニケーションに活かしている。

　海外で結果を出すためには、技術だけでなく、自己管理能力や異文化への適応力も不可欠である。遠藤、三笘両者の経験は、プレミアリーグを目指す日本人選手にとって、道筋と学びのヒントを示している。