守屋都弥の出場機会増の理由は?
アメリカ・ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ(NWSL)のエンジェル・シティーに所属するなでしこジャパン(サッカー日本女子代表)DF守屋都弥は27日、オンライン取材に応じた。直近で出場機会が増えている理由や新監督とのコミュニケーションなどについて話している。
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2月にINAC神戸レオネッサからエンジェル・シティーに完全移籍を果たした守屋は、今季ここまでリーグ戦16試合に出場している。加入当初こそ出場機会が限られていたものの、右サイドバックのジゼル・トンプソンが負傷した影響などもあり、2日の第14節シアトル・レイン戦から4試合連続でスタメン出場中だ。
状況が一変した理由について「前よりも攻撃に参加できているから」と持ち味を発揮できていることを挙げた。さらに、「だいぶチームメイトがボールを渡してくれるタイミングを掴めてきましたし、練習でも合ってきたところが一番変わりました」と話している。
エンジェル・シティーでは、昨季まで谷川萌々子が所属するバイエルン・ミュンヘン・フラウエンを率いていたアレクサンダー・シュトラウス監督がシーズン途中の4月に就任した。
守屋は新監督について「アレックス(シュトラウス監督)になったというのが私にとってかなり大きくて、パスサッカーを追求する監督で、エンジェル・シティーのサッカーがガラッと変わりました。日本のサッカーを評価していただいているので、求められるところも多いです」と語りつつ、「そこから得点に絡むことが多くないと使ってもらうことは少なくなってくるので、そこは課題でもあります」と現状に満足せず、今後に向けて前を向いている。
また、英語でも指揮官と話を良くしているようで、「私生活からコミュニケーションを取る人で、最近は日本語を覚えてくれています。ヘディングシュートで惜しいシーンがあった時、『めっちゃ最高』って言ってました(笑)。選手とコミュニケーションを取ることを大事にしている監督だと思います。私は英語が得意ではないですが、結構話しかけてくれます」と述べた。
なでしこジャパンDFは今後、アメリカでどのような成長を見せてくれるのだろうか。
(取材、文・構成:折原亘)
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