新ユニフォームを発表

　ブンデスリーガのボルシア・ドルトムントは27日、今シーズンのカップ戦で着用する新ユニフォームを発表した。クラシックな印象の一枚は、初めてドイツのクラブとしてヨーロッパの大会を制覇した65/66シーズンからインスピレーションを得た仕上がりになっているという。

　昨シーズンは一時は11位と低迷したものの、1月から就任したニコ・コヴァチ監督の下、シーズン終盤に驚異的な巻き返しを見せたドルトムント。苦しみつつも4位でフィニッシュし、UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）の出場権を獲得した。

　今季も欧州最高峰の舞台で戦うチームは、25/26シーズンで着用する新ユニフォームを発表。ドルトムントの公式サイトでは「このユニフォームはチャンピオンズリーグでBVB（ドルトムント）が注目を集めることを目指している」と前置きし、「このカップ戦のユニフォームは、65/66シーズンのチームに敬意を表している。そのチームは、ドイツのクラブとして初めてヨーロッパの大会を制覇した。PUMAは今回のユニフォームにおいて、レトロなエンブレムを復刻し、当時のトロフィーの持ち手に施された花柄模様からインスピレーションを得た総柄プリントを取り入れている」と説明している。

　なお、クラブの公式Xには、実際に新ユニフォームを着用した選手が登場するプロモーション動画が公開されている。2027年6月30日まで契約を延長した指揮官の下、ドルトムントは65/66シーズンのように欧州の舞台での飛躍を目指す。