【写真：Getty Images】

復帰後初ゴール！

　UEFAヨーロッパリーグ（EL）プレーオフ・2ndレグ、KRCヘンク（ベルギー）対レフ・ポズナン（ポーランド）の試合が現地時間28日に行われた。試合はヘンクが1-2で敗れている。ベルギーメディア『sporza』は28日に、この試合で復帰後初ゴールを記録したサッカー日本代表FW伊東純也の活躍を絶賛している。

　アウェイでの1stレグでは5-1と大きなリードを手にしたことで、余裕を持って2ndレグに臨むことができたヘンク。18/19シーズンから22/23シーズンまでヘンクでプレーした伊東は、今夏の移籍市場で復帰してから初めてスタメンで起用された。

　31分、伊東がスコアを動かす。ペナルティエリア内右でゴールに背を向けた状態でパスを受けた伊東は、右足でコントロールしつつ反転。相手に寄せられてボールを触られたものの、右足を伸ばしてネットを揺らした。

　同メディアは、「ヘンクはベストパフォーマンスを発揮できなかったが、（1stレグで5-1と大勝しており）そうする必要はなかった」と前置きし、「ヘンクのパフォーマンスは活気がなく、活気に欠けていた。そんな中で、30分過ぎに突如リードを奪った。ファンに人気の伊東がパントキックでゴールを決め、古巣復帰後初ゴールを飾っている」と、全体的に低調なパフォーマンスだったチームの中で、伊東が輝いていたことを伝えている。

　また、ベルギーメディア『Voetbalkrant.com』は、「ホームのサポーターは、ヘンクに復帰した伊東を大歓迎だ！この日本代表選手は、エリア内でマークについていた相手を振り切り、ボールをゴールに押し込んだ」と、伊東のパフォーマンスを高評価。現地メディア『HBVL』も、「彼がナンバーワンだ。サポーターから人気の伊東が、慣れ親しんだホームに復帰。味方からパスを受けると、あたかもクロスのようなシュートを決めている」と、復帰戦で活躍した伊東について報じた。

　クラブのX公式アカウントでは、「古巣に戻って、さっそくの得点。よくやった、純也！」と述べた上で、復帰後初ゴールの動画を公開している。