上田綺世、開幕戦から好調維持
フェイエノールトに所属する27歳の日本代表FW上田綺世が結果を残し続けている。エールディヴィジ第4節、スパルタ・ロッテルダム対フェイエノールトの試合が現地時間8月31日に行われ、今季4点目となる3戦連続ゴールを決め、ミコス・ゴウカ記者が称賛した。オランダメディア『FR12』が9月1日に報じている。
上田は2023年8月からフェイエノールトに在籍し、今季は開幕戦からいきなりゴールを決めていた。第2節のエクセルシオール・ロッテルダム戦でも得点をマークしたが、ルート・フリット氏やマルコ・ファン・バステン氏に実力を認められず、辛辣な言葉を浴びせられている。それでも上田は結果を出し続け、得点ランキングではフローニンゲンのブリニョルフル・ウィルムソン(5ゴール)に次ぐ2位につけていた。
そんな中、オランダメディア『AD』でクラブ担当記者を務めるゴウカ記者は「彼は日本代表のファーストチョイスのストライカー。決して小さなサッカー国ではない。フェイエノールトの予算で、今の上田より優れたFWを獲るのは難しい。だからこそ、今いる彼を一流の状態に仕上げるべきなんだ。そして実際、それが形になりつつある。ゴールも決めるし、スパルタ戦では相手の退場も誘った。彼の表情にも自信が出てきている。さらに同じ日本人の渡辺剛がチームにいることも、大きな後押しになっている。上田は本当にエールディビジの得点王になっても不思議ではない」との高評価を下している。
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