伊東純也が今夏の決断を語る

　アメリカ遠征中のサッカー日本代表は現地時間2日、今週6日に行われるメキシコ代表、9日のアメリカ代表戦に向けて現地でトレーニングを行った。今夏にスタッド・ランスから古巣のKRCヘンクに移籍したFW伊東純也が取材に応じた。

　昨季終盤に右足首負傷し、スタッド・ランスの一員としてジャパンツアーに参加した際には、まだ痛みがあるともらしていた伊東。現状のコンディションについては「良くなったかなと思いますけど、まだ完全ではない」としつつ、「足首とかは言い訳にはならないので、普通に結果を出したいと思います」と意気込みを口にした。

　また、FIFAワールドカップ26が約1年後に控える中で、移籍を決断した理由についても言及。「だいぶ考えましたね」と難しい選択だったことを明かし、「ヨーロッパに残るというのを第一優先に考えて、どこでやるかというのは考えました。ヨーロッパリーグとかもあるし、ケガしていたということもあるので、コンディション的にもわかってくれるところがやりやすいかなというのはありました」と決断した理由を語った。

　さらに、32歳のサイドアタッカーは「年齢的にも、自分はコンディションを上げて自分の100%を出していければいいかなというところなので、そこを最大限に上げていければいいかなと思います」と大舞台に向けて力を込めた。

（取材：加藤健一、文・構成：編集部）

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