小川航基が虎視眈々とエースの座を狙う

　アメリカ遠征中のサッカー日本代表は現地時間2日、今週6日に行われるメキシコ代表、9日のアメリカ代表戦に向けて、現地でトレーニングを行った。負傷から回復し、昨年11月以来の日本代表復帰となったNECナイメヘンのFW小川航基が取材に応じた。

　FIFAワールドカップ（W杯）26・アジア最終予選（3次予選）では限られた時間で、結果を残してアピールに成功していた小川。しかし、負傷の影響により、今回のアメリカ遠征が9か月ぶりの代表復帰となった。

　初のワールドカップ出場を目指す28歳のストライカーは、「勝負はここからというか、相手も本当にヨーロッパのトップトップでプレーしている選手たちがいる国々と、ここから対戦していくと思う。チームとしての進化というか、チーム力が試されると思うので、しっかりと僕が得点を取って、この『チームのストライカーは小川』だと言われるぐらい、どんどんどん強い相手に得点を伸ばしていければと思います」と絶対的な存在になるための意気込みを口にした。

　直近のリーグ戦では出番がなかったものの、開幕戦で2ゴールを挙げ、良い形で新シーズンをスタートさせた小川は、虎視眈々とエースの座を狙う。

（取材：加藤健一、文・構成：編集部）

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