中島翔哉が圧巻ゴール
浦和レッズは3日、JリーグYBCルヴァンカップ プライムラウンド準々決勝第1戦で、ホーム「埼玉スタジアム2002」に川崎フロンターレを迎え、1-1で引き分けた。試合終了間際に失点し、逃げ切りに失敗した試合となったが、中島翔哉が挙げた先制点は、圧巻のゴールだった。
互いに8月31日にJリーグを戦い、中2日で迎えた今回の一戦。ホームチームは、背番号「10」が、見事な技術からネットを揺らし、先制に成功する。
22分、自陣で右サイドバックの関根貴大がボールを持つと、DFラインの裏のスペースへロングボールを送る。これを背後に抜け出した中島が、後ろからきた浮き球を右足で収めると、最後は右足アウトサイドでゴールに流し込んだ。GKが出てこられない位置に落とした絶妙なトラップと冷静なフィニッシュから生まれた圧巻のゴールだった。
このゴールでリードを手にした浦和だったが、後半アディショナルタイムに絶好調の伊藤達哉にゴールを許し、1-1のドロー。ホームで勝ち切ることはできなかった。
