チャンピオンシップ(英2部)のバーミンガム・シティは今夏、スタッド・レンヌから日本代表FW古橋亨梧を獲得するなど戦力強化を図った。的確な補強を行なった一方で、中盤は28歳のMF岩田智輝に頼り切る状態になったと、英メディア『フットボール・リーグワールド』が3日に報じている。
岩田智輝、バーミンガム・シティにとって欠かせない選手
岩田はスコットランド1部のセルティックで活躍後、2024年8月に当時EFLリーグ1(英3部)だったバーミンガムへ完全移籍した。
加入初年度は守備的ミッドフィールダーとしてプレーし、公式戦47試合で8得点2アシストを記録。チームの昇格に貢献してEFLリーグ1ベストイレブンにも選出された。
今季も主力として公式戦5試合で起用され、チームの中盤を支えている。
1年でのプレミアリーグ昇格を目指すバーミンガムは、今夏の移籍市場で12人の新戦力を獲得。ただ、同メディアのジェイソン・ムーア氏は補強を10段階中「7.5から8.0」と評価しつつ「正直なところ、クラブは大きな失敗はしていないと思う。かなり堅実な補強だった。
唯一の誤算は、岩田がシーズン通して無傷でいることに依存している点だ。
レナードが代役を務められるとクラブは考えているのかもしれないが、私はそうは思わないし、多くのファンも岩田の役割をこなせる選手は他にいないと感じている」と指摘した。
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