ヴァーディがクレモネーゼへ移籍!
イタリア・セリエAのUSクレモネーゼは9月2日、今夏の移籍市場で獲得した元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディのプロモーション動画をクラブ公式Xに投稿した。映像には、本拠地クレモナの「バイオリン博物館」を訪れるヴァーディの姿が映し出されている。
セリエAに昇格したUSクレモネーゼは、移籍市場最終日の9月1日にレスター・シティFCとの契約が満了となり自由契約となっていたヴァーディを獲得。契約期間は2026年6月30日までの1年間で、一定の条件を満たした場合に付与される延長オプションが付随している。
クレモナは弦楽器の“聖地”として知られ、名器「ストラディヴァリウス」を製作したアントニオ・ストラディヴァリを輩出した。その稀代のバイオリン製作者の名にかけて、クレモネーゼはヴァーディを“ストラディヴァーディ”と紹介している。クレモネーゼのユニフォームを着用したヴァーディが、クレモナ市内にある「バイオリン博物館」を訪問。真剣な眼差しで名器の数々を見つめる様子が映像に収められている。
ヴァーディは1987年1月11日生まれの38歳。アマチュアカテゴリーのクラブからキャリアをスタートし、25歳でレスター・シティに加入。15/16シーズンにはクラブ史上初のプレミアリーグ優勝に大きく貢献し、自身も11試合連続ゴールというリーグ新記録を樹立。最終的に24ゴールを挙げた。昨季まで“ミラクル・レスター”の象徴としてプレーし続け、今夏、自身初となる海外移籍を果たした。
