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「致命的なミスを犯した」W杯予選黒星スタートのドイツ代表。レジェンドOBは「本大会に出場できれば幸運」と辛辣評価

text by 編集部 photo by Getty Images

 FIFAワールドカップ26欧州予選・グループAの第1節、スロバキア代表対ドイツ代表の試合が現地時間4日に行われ、ドイツが0-2で敗れた。元ドイツ代表MFバスティアン・シュヴァインシュタイガー氏は、予選黒星スタートとなったチームに対して厳しい言葉を送っている。ドイツメディア『sport1』が4日に報じた。

レジェンドOBが不甲斐ない結果に終わったチームを猛批判

ドイツ代表

【写真:Getty Images】

 42分、DFダヴィド・ハンツコに先制ゴールを許してしまったドイツ代表。55分にも追加点を決められてしまうと、MFフロリアン・ヴィルツ、FWニック・ウォルトメイド、FWカリム・アデイェミら攻撃陣は最後まで得点を奪うことができずに試合終了の笛を迎えた。

 同メディアは、「ドイツ代表はスロバキアで忘れられない夜を過ごした。DFアントニオ・リュディガーは致命的なミスを犯し、シュヴァインシュタイガー氏は厳しい評価を下している」と前置きし、次のように述べている。

「シュヴァインシュタイガー氏は最悪の予想をしているようだ。悲惨な始まりとなった予選の後に『W杯の出場権を獲得できれば幸運だ』と元ドイツ代表MFは語った。また、『今日のようなプレーでは、本大会に出場できるかどうかさえわからない。もし出場できたとしても、それほど先には進めないだろう』と、厳しい言葉を繰り返している」

 また、失点につながったミスを犯したリュディガーについては、「2失点ともひどいプレーだった」と同メディアは評価。シュヴァインシュタイガー氏も、「(1失点目のシーンについて)DFヨナタン・ターが前に出て、ハンツコが抜け出していることに気づいてさえいなかった」と、リュディガーの対応に厳しいコメントを送っている。

 そして、「27分にはすでにベストの状態ではなかった。追加点を与えたシーンでも再びリュディガーが注目を集めたが、FWダビッド・ストレレツに出し抜かれて、ボールをただ見ているだけだった」と、試合を通して集中力を欠いていたリュディガーのミスによって、追加点を決められてしまったと指摘した。

 次節は7日に行われ、ドイツ代表はホームに北アイルランド代表を迎える。

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