2025/26シーズンの欧州主要リーグの夏の移籍市場が9月1日に閉幕した。近年は多くの日本人選手が欧州リーグへと活躍の場を求めており、今夏も新天地を求める選手が続出した。今回は、欧州でプレーする日本人選手の中で、移籍金が高額だった選手をランキング形式で紹介する。※移籍金や市場価値、スタッツは『Transfermarkt』を参照。金額が並んだ場合は同サイトの表示順位に準拠。情報は2日時点。
5位:渡辺剛(わたなべ・つよし)
生年月日:1997年2月5日
移籍先:ヘント→フェイエノールト
移籍金:800万ユーロ(約13.6億円)
24/25リーグ成績:34試合2得点0アシスト
5位には、ヘント(ベルギー)からフェイエノールト(オランダ)に完全移籍した渡辺剛がランクインした。
身長186cmの高さと跳躍力を活かした空中戦が得意の渡辺は、屈強な選手が揃うベルギーでもエアバトルを中心に存在感を発揮。コルトレイクを経て加入した名門ヘントでも中心選手となり、在籍した2シーズンで公式戦100試合に出場した。
この活躍が評価されると、今夏に日本代表のチームメイトでもある上田綺世が在籍するフェイエノールトへ800万ユーロ(約13.6億円)の移籍金で完全移籍。長きにわたって主軸としてプレーし、今夏にアトレティコ・マドリードへ移籍したダヴィド・ハンツコの後釜として期待されている。
ここまで公式戦5試合すべてでフル出場しており、ロビン・ファン・ペルシ監督の信頼を掴んだと言って良いだろう。
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)予選ではフェネルバフチェ相手に2ゴールを記録するなど、セットプレーのターゲットとしても存在感を発揮。チームも国内リーグでは全勝中と、新天地で幸先の良いスタートを飾った。
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