FIFAワールドカップ26欧州予選・グループJの第1節、サッカーリヒテンシュタイン代表対ベルギー代表の試合が現地時間4日に行われ、ベルギーが6-0で勝利した。この試合では、ベルギー代表MFユーリ・ティーレマンスが驚きのスーパーミドルを決めて、チームの大勝に大きく貢献した。
スーパーゴールを叩きこんだティーレマンス
【写真:Getty Images】
来年のW杯に向けた新たな戦いが始まったベルギー。チームを率いるリュディ・ガルシア監督は、DFマキシム・デ・クーパー、MFケヴィン・デ・ブライネ、FWジェレミー・ドクらを先発に起用している。
29分、ベルギーはマキシム・デ・クーパーの見事なヘディングゴールで先制した。迎えた46分、ティーレマンスが圧巻の一撃でネットを揺らす。
ラインを割りそうになったボールをFWマリック・フォファナがなんとか残しゴール前に送ると、デ・ブライネが相手DFと競り合いこぼれ球となる。これはリヒテンシュタインDFが一度はクリアしたものの、ティーレマンスが素早く反応した。
浮き玉に対してダイレクトでシュートに持ち込み、豪快な一撃をゴール左下隅に突き刺している。直接シュートを放つには難しいボールだったが、しっかりインパクトしたことにより生まれたスーパーゴールだ。その後も攻撃の手を緩めなかったベルギーは、試合終了までに4点を追加して、6-0でリヒテンシュタイン代表に勝利している。