サッカー日本代表は現地時間5日、同6日に開催されるメキシコ代表との親善試合に向けた前日練習を行った。この練習後、クリスタル・パレスに所属するMF鎌田大地が取材に応じている。

鎌田大地がコメント

　鎌田は、8月10日に行われたリヴァプールとのコミュニティ・シールドで負傷交代を余儀なくされ、プレミアリーグ開幕2試合を欠場。9月シリーズに臨む日本代表メンバーにも、当初は名を連ねていなかった。

　それでも、カンファレンスリーグ・プレーオフ2ndレグで戦列復帰を果たすと、8月31日のプレミアリーグ第31節、アストン・ヴィラ戦で86分間プレー。その後、日本代表に追加招集という形で加わることになった。

　追加招集について鎌田は「代表活動には、自分自身、無理してでも来たいと思っていたので、しっかり自チームで試合に出れたこと、ケガをぶり返さずにできたのも良かったと思います」と、コメントした。

　一方で「ケガの部分というのは、多少は無理をしている部分もある。100%という感じではないですけど、無理して試合に出られる状態ではあるかなと思います」とも話している。

　今回の対戦相手は、メキシコ代表。FIFAランキングは日本代表より上で、個々のレベルもそん色ない。ワールドカップ26アジア最終予選で対戦した数々の国よりも、難易度が高い相手であることは間違いない。

　それでも鎌田は、やるべきことは変わらないと強調する。

「基本的にはもう、個人のクオリティーで、やっぱり目の前のデュエルに勝つだとか、そういう部分が大事になってくると思う。まずは戦術云々よりも、普通のことを普通にできないとダメだと思いますし、そこから戦術面っていうのが出てくると思うんで。

　攻撃の部分に関してはあんまり、問題はないと思いますけど、やっぱり守備がどれだけできるかっていうのがポイントだと思うので、しっかりそこをチームとして、やっていけたらと思います」

（取材：加藤健一【アメリカ合衆国】、文・構成：編集部）

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