サッカー日本代表対メキシコ代表の国際親善試合が現地時間6日に、アメリカ・オークランドで行われる。日本代表を率いる森保一監督は5日、現地で前日会見に臨み、メキシコ代表戦に向けた意気込みを語った。
メキシコ戦に向けた意気込み
【写真:Getty Images】
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アジア最終予選を7勝2分1敗の成績で終えて、開催国以外の国としては世界最速となるW杯の出場権を獲得した日本。9月の2連戦からは本大会に向けて本格的な準備が始まる。
アジア勢ではない強国との試合にどのように臨みたいかと聞かれた森保監督は、「まずはアジア予選でやってきた我々の戦いをメキシコとの対戦でぶつけていく」と前置きし、次のように述べた。
「そこから我々が何ができて、さらに上げていかなければいけないのか、何が足りなくて改善していかなければいけないのか、という点が見えてくると思う。まずは最終予選でやってきたことをベースに明日の試合に挑みたい」
アジアでの戦いとは異なり、メキシコなどの強国と戦う際にはボールを持たれる時間が長くなることも考えられる。
森保監督は、「アジア予選では、我々がボールを保持して試合を進められたケースが多かった」と述べた上で、「明日の試合は、これまでよりも相手にボールを握られることであったり、鋭いカウンターを受けることが多くなったりということを想定しているし、チームとしても準備はできている。試合の流れを読んで、その時に最適なことを行う、トライするということを考えていきたい」と、これまでとは少し異なる戦いを求められると強調した。
また、メキシコ代表については、「メキシコの存在は、日本が世界で勝っていくためのモデルケースとなる戦い方をしていると思う」と評価しつつ、「目標と言っても日本も力をつけている。同じ目線の中で戦っていく、メンタル的には同等の戦いをしたいと思っている」と、南米の強豪との一戦に向けた意気込みを語っている。
(取材:加藤健一【アメリカ合衆国】、文・構成:編集部)
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