アメリカ合衆国遠征中のサッカー日本代表は現地時間5日、カリフォルニア州オークランドで練習を行った。試合会場となるオークランド・コロシアムで、選手たちはピッチの状態を確かめながら、翌日に控えたメキシコ代表戦に向けて準備を進めた。

サッカー日本代表、試合会場でトレーニング

【写真：加藤健一】

　鈴木彩艶や望月ヘンリー海輝はメキシコ代表が誇る2人のセンターフォワード、ACミランに所属するサンティアゴ・ヒメネスとラウル・ヒメネスへの警戒感を口にしている。試合が近づくにつれ対戦相手の分析も進み、徐々に本番モードへとなっている。

　メキシコ代表戦が行われるカリフォルニア州は、およそ20％がメキシコにルーツを持つ人々が住んでいるとされ、メキシコサッカー連盟によると4万人がスタジアムに詰めかける予定とのこと。FIFAワールドカップ26の開催地で完全アウェイでのテストマッチとなる模様で、本番に向けては格好のシミュレーションとなるはずだ。