国際親善試合、サッカー日本代表対メキシコ代表の試合が現地時間6日(日本時間7日)にアメリカ・オークランドで行われ、0-0の引き分けに終わった。メキシコメディア『25 mediotiempo』は6日に、引き分けに終わったメキシコ代表チームを厳しく評価している。
引き分けのメキシコ代表チームを現地は批判
【写真:Getty Images】
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チームを率いる森保一監督は、MF久保建英やMF三笘薫、FW上田綺世を先発に起用した。負傷離脱者が多い最終ラインには、DF板倉滉、DF渡辺剛、DF瀬古歩夢が並んでいる。前半は三笘との連携で久保が惜しいシュートを放つなど、チャンスは作っていたが得点は生まれず。
後半に突入すると、板倉の負傷退場などアクシデントはあったが、チーム全体が守備の強度を維持してメキシコに得点を許さなかった。後半アディショナルタイムには、決定機阻止でメキシコ代表のDFセサル・モンテスが退場になるも、試合終盤のため日本はチャンスを作れず。0-0のまま試合終了の笛を迎えている。
同メディアは、「メキシコは、親善試合で日本に苦しみ引き分けた」と前置きし、日本との試合を終えたメキシコ代表チームについて次のように伝えた。
「日本はメキシコを圧倒し、我々よりも得点に近づいていた。ハビエル・アギーレ監督はチームが向上していると主張するだろうが、そう感じているのは彼だけだ。引き分けは日本にとって不公平であったと言える。幸運だったのはメキシコの守備が堅固に見えたことであり、その部分に関してはアギーレ監督が指揮するチームにおいて最も優れた部分だ」
また、「メキシコはなかなか前進することができず、前線の選手たちには自信が欠如していた。守備の位置取りは良かったものの、攻撃となるとアイデアが欠けているように見えた」と述べた上で、「攻撃面で取り組むべきことがたくさんある。何も機能していなかった。ワールドカップが近づいているのに、このようなチームに対して期待を感じる人はほとんどいない。日本戦のようにゴールがなければ、さらに難しい状況に陥るだろう」と、チームとして大きな課題が見つかった一戦だったことを指摘している。
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