浦和レッズは7日、JリーグYBCルヴァンカップ プライムラウンド準々決勝の第2戦で、川崎フロンターレと対戦。延長戦の末に敗れ、ベスト4へ駒を進めることはできなかった。それでも中島翔哉が沈めた試合終盤での直接FK弾は、まさに圧巻だった。
中島翔哉が圧巻ゴール
ホームでの第1戦は逃げ切りに失敗し、1-1の引き分けに終わっていた浦和。敵地での第2戦では、18分にエリソンにPKを沈められ、先制点を許す。
1点を追いかける展開となったが、74分に途中出場の元スウェーデン代表FWイサーク・キーセ・テリンがデビュー戦でいきなりネットを揺らし、同点に追いつく。
しかし、86分に絶好調の伊藤達哉に公式戦5戦連発となるゴールを奪われ、終盤に再び1点を追う状況に。それでも浦和の背番号「10」が、第1戦に続いて圧巻のゴールを奪う。
90分、ゴール正面やや右の位置でFKを獲得した浦和。ボックスからやや離れた位置ではあったが、キッカーを務めた中島は、迷いなく右足を振り抜くと、綺麗な放物線を描いたシュートは、ゴール右隅のバーを叩いてゴールネットに吸い込まれた。スピードとコース共に完璧な直接FKだった。
この得点で延長に持ち込んだ浦和だったが、延長前半の6分に与えたPKを宮城天に決められ、2-3の敗戦。2戦合計3-4でベスト8敗退となった。
