アメリカ遠征中のサッカー日本代表は、現地時間6日に国際親善試合でメキシコ代表と対戦し、0-0の引き分けに終わった。韓国メディア『xportsnews』は7日に、日本代表と韓国代表の現状を比較している。
韓国メディアが比較
【写真:Getty Images】
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日本代表は、MF久保建英、MF三笘薫、MF南野拓実らが先発出場した。前半から何度か決定機を作っていた日本だが決めきることができず。後半アディショナルタイムには、メキシコDFセサル・モンテスが退場したことで数的有利となったが、残された時間は少なく、チャンスを作ることができずに試合終了の笛を迎えた。
一方で、韓国は、6日に行われたアメリカ合衆国代表との試合を2-0で制している。同メディアは、「日韓3バック対決はホン・ミョンボ監督率いる韓国が勝利。W杯優勝を叫んでいた日本は、退場者が出たメキシコと0-0のドローに終わった」と前置きし、日本代表と韓国代表を次のように比較している。
「2050年にW杯優勝を目標に掲げている日本がメキシコとの親善試合で引き分けに終わった。日本は韓国と同様に3バックをベースにしたシステムを採用した。試合終盤にメキシコの選手が退場したにもかかわらず、ゴールを奪うことができずに9月のAマッチ初戦を悔しい結果で終えている」
また、「試合は全体的に日本が支配していたが、問題は決定力だった。欧州の舞台で印象的な活躍を続けている選手たちが出場したにもかかわらず、チャンスを決めることができずに前半を終えた」と指摘しつつ、「日本と韓国は9月のテストマッチ初戦で同じフォーメーションを採用したが、韓国だけが望む結果を得ることができた」と、アメリカ相手に韓国が勝利したことを強調している。
そして、「韓国はバイエルン・ミュンヘンで活躍するキム・ミンジェを中心に安定感のある最終ラインに加えて、前線の選手たちが活躍。FIFAランキング15位のアメリカを相手に2ゴールを記録した。一方で、組織力に強みがあった日本はメキシコとの試合で主導権を握っていたが、ゴールを決めることができずに残念な結果に終わっている」と、同じシステムを採用した日韓の代表チームが対照的な結果に終わったと指摘した。
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【了】