サッカードイツ代表は現地時間7日、FIFAワールドカップ26欧州予選のグループA第2節で北アイルランドと対戦し、3-1の勝利を収めた。この試合では、セルジュ・ニャブリが先制点をマーク。その得点は、圧巻のスピードと強さで奪った見事な得点だった。
セルジュ・ニャブリが先制弾
スロバキア代表との第1節を0-2で落とし、まさかの黒星スタートとなったドイツ。ホームに北アイルランドを迎えた一戦では、30歳のアタッカーが貴重な先制点をチームにもたらす。
7分、中盤でのボールの奪い合いから、ニック・ウォルトメイドがセンターサークル付近でボールをカットすると、ニャブリが反応。相手DFからのボディコンタクトをもろともせずに、スピードと強さでDFラインの背後に抜け出すと、GKとの1対1の状況を迎える。このチャンスを冷静にチップキックで決め切り、ゴールネットを揺らした。
ニャブリの見事なゴールで先手を奪ったホームチームだったが、34分にセットプレーから失点し、試合を振り出しに戻されてしまう。
それでも69分にナディーム・アミリの代表初ゴールで再びリードを奪うと、72分にはフロリアン・ヴィルツが直接FKを沈めて、勝負あり。ドイツが3-1で北アイルランドを下し、今予選で初勝利を手にした。
