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「何か残したかった」サッカー日本代表、藤田譲瑠チマはアメリカ合衆国代表戦で不完全燃焼。発揮できなかった「奪い切る力」

text by 編集部 photo by Getty Images

 サッカー日本代表は現地時間9日、国際親善試合でアメリカ合衆国代表と対戦し、0-2の敗北を喫した。メキシコ代表戦はスコアレスドローに終わり、アメリカ合衆国代表との第2戦は敗北。スタメン出場を果たした藤田譲瑠チマは試合後に囲み取材に応じ、不完全燃焼だったようだ。

藤田譲瑠チマは不完全燃焼

藤田譲瑠チマ
【写真:Getty Images】

 31分にアレハンドロ・センデハスにボレーシュートを決められ、1点ビハインドで前半を折り返すと、続く64分にはクリスチャン・プリシッチのパスからフォラリン・バログンに決められ、0-2で敗戦した。

 完全アウェイの中、来年のFIFAワールドカップに向けてアピールする絶好の機会だったが、「チャンスもあった以上、何か残したかったんですけど。そうすることができなかったので、すごく悔しいです」と個人としては不完全燃焼だったようだ。

 また、藤田は「メキシコ代表戦と比べたら、奪い切る力が今日は発揮できなかったので、そういったところで、うまく自分たちの流れにできるような力をつけていきたいなと思います」と反省を口にしつつ、前を向いている。

 果たして、藤田は今回の反省を活かし、ザンクトパウリに戻ってさらなる成長を遂げることができるのだろうか。
 
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

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【了】

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