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「そういうのがより明確になったのは良かった」サッカー日本代表、鎌田大地がアメリカ遠征で得たもの。「気候ももっと…」

text by 編集部 photo by Getty Images

 サッカー日本代表は、現地時間9月9日に国際親善試合でアメリカ代表と対戦し、0-2で敗れた。無得点で引き分けたメキシコ代表戦から中2日、森保一監督は先発を全員入れ替えて臨んだが、選手層の厚さを示すことはできず、アメリカ遠征は1敗1分けとなった。後半から途中出場した鎌田大地がアメリカ遠征を総括している。

鎌田大地がアメリカ遠征を振り返る

鎌田大地

【写真:Getty Images】

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「アジア最終予選とこういう世界のチームと戦うのとでは違うことをやらないといけない。結局きょう自分たちがやられたのだったり、自分たちが攻撃でチャンスになったのなんて、ボールを奪ってからのカウンターなわけだし、完全に崩しきって点を取るのはこの上のレベルになると難しいと思います。ボールを取ってからのカウンターの部分でもっと鋭くいかないといけないと思います」

 これまでアジアでは無敵状態だった日本代表だが、鎌田自身、世界レベルとなると戦い方を変えていかないといけないと感じているようだ。

「相手を押し込むことはたぶんある程度どの国とやってもできると思いますけど、結局押し込んだ後にどうやって点を取るのかっていう部分がまだやっぱり足りてないと思う。そういうのがより明確になったのは良かったことだと思いますし、これからそこの部分を取り組んでいかないといけないところなのかなと思います」

 来年に迫ったFIFAワールドカップ2026(W杯)北中米大会に向けて、より課題が明確になった一方で、開催国のアメリカで実際にプレーできたことはプラスな要素でもある。

「大体、移動のイメージだったりができたのはすごく良かったと思いますし、気候ももっと暑いものだと思っていたのが意外と涼しくて、サッカーをやる分には全然問題ないかなっていうのを知れたのは良かった」

 このアメリカ遠征で未勝利に終わった経験を今後、どのように活かしていくことができるのか。本気でW杯優勝を狙うのであれば、鎌田が言うように対戦国に応じて、柔軟な戦い方を徹底して求めていく必要があるだろう。

(取材:加藤健一、文・構成:編集部)

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【了】

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