サッカー日本代表は現地時間9日、国際親善試合でアメリカ合衆国代表と対戦し、0-2の敗北を喫した。1分1敗と来年のFIFAワールドカップ開催国とのアメリカ遠征は、1勝もできずに終わった。右ウィングバックでスタメン出場を果たしたDF望月ヘンリー海輝は敗戦も、手応えを感じていたようだ。
望月ヘンリー海輝が感じた手応え
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日本代表は前半にアレハンドロ・センデハスのゴールで先制されると、後半にフォラリン・バログンの得点で失点。チャンスを迎えたシーンがあったものの、結局1点も奪えないまま試合は終了した。
今回の試合の出来について「良かったのではないか」と聞かれると、「どんな感じでしたか?結構裏へ抜けてました。前の推進力という意識は持って入れたので、確かに言われてみたら、良かったかなとは思います」と謙虚に答えた。
15分には右サイドで伊東純也との連係からクロスボールを上げ、チャンスを作るなど積極的に攻撃参加。21分には高さを活かしたヘディングシュートも放ち、惜しいシーンも作った。望月は「得点になるかって言われたら、なかなか難しかったり、そこはもう少しできることはありました。よりもう1個レベルアップさせていけたらなと思っています」と語った。
また、1失点目は1対1でかわされ、そこからのクロスボールが得点に繋がってしまったことについて「無理に縦を切らずに中を切って、いつも通りにやれば良かったかなとは思うので、“経験”の一言で片づけられるような問題ではないです。Jリーグでも、同じようなシーンがあると思うので、ここで得たものを還元して、活かしていきたいです」と反省している。
192cmという類稀な身体能力を持つ望月は、アメリカ合衆国代表戦で特徴を活かしたプレーも披露。今後のプレーにも注目が集まる。
(取材:加藤健一、文・構成:編集部)
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