サッカー日本代表は現地時間9日、国際親善試合でアメリカ合衆国代表と対戦し、0-2の敗北を喫した。韓国メディア『SportToday』は10日に、アメリカ遠征で明暗が別れた日本代表と韓国代表を比較している。

明暗別れた日韓サッカー

【写真：Getty Images】

　7日に行われたメキシコ代表との試合は、0-0の引き分けに終わった日本代表。チームを率いる森保一監督は、スタメンを総入れ替えしてアメリカとの試合に臨んだ。しかし、30分に失点すると、64分にはFWフォラリン・バログンに追加点を決められてしまう。最終的に、日本は1点も奪うことができずに試合終了の笛を迎えた。一方で、同日行われたメキシコ代表と韓国代表の試合は、2-2の引き分けに終わっている。

　同メディアは、「韓国はアメリカ遠征で1勝1分の『成功』。日本は1分1敗で『悔しい結果』。アメリカ2連戦に臨んだ日本と韓国の明暗が分かれた」と前置きし、9月の2連戦で同じ相手と対戦した日韓の現状を次のように述べた。

「ホン・ミョンボ監督率いる韓国は、メキシコとのテストマッチで2-2の引き分けに終わった。これにより韓国は今回の2連戦を1勝1分の成績で終えている。メキシコ戦で勝利を逃したのは残念なことだが、ホン・ミョンボ監督は今回の2連戦でいくつかの成果を得た。まず、3バック戦術を実験してプランBの可能性を開いた。また、ソン・フンミンをアメリカ戦では最前線に、メキシコ戦では左サイドに起用して新たなプランを生み出している」

　そして、「日本代表の森保一監督は、今回の2年生で複数の選手をテストすることに重点を置いた。実際に、メキシコ戦とアメリカ戦の選抜メンバーは全く違うものだった」と述べた上で、「しかし、複数の選手をテストしたのは相手チームも同様だ。日本は2試合で1ゴールも記録することができずに、相手の猛攻に苦しんだ。9月のAマッチ期間で同様の日程を消化した日本と韓国は、対照的な結果で2連戦を終えることになった」と、日韓の現状を比較している。

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