サッカーのポルトガル代表は現地時間9日、FIFAワールドカップ26欧州予選・グループF第2節で、ハンガリー代表とのアウェイゲームに臨み、3-2で勝利した。この試合で、決勝点を挙げたのは、ジョアン・カンセロ。その得点は、自身でボールを奪ってからゴールに繋げた、見事なプレーだった。
ジョアン・カンセロが決勝弾
【写真：Getty Images】
前節はアルメリア相手に5-0と圧勝したポルトガル。幸先の良いスタートを切ったUEFAネーションズリーグ王者だったが、この試合ではハンガリーに21分に先制を許す。
それでも36分にベルナルド・シウバのゴールで同点に追いつくと、58分にはクリスティアーノ・ロナウドがPKを沈め、試合をひっくり返す。しかし、終盤84分に粘るハンガリーにまたしてもゴールネットを揺らされ、2-2の同点に。
引き分けも頭をよぎる試合展開となったが、86分にカンセロが決勝ゴールを叩き込む。敵陣中央で縦パスをカットした31歳は、そのまま攻撃に参加。ベルナルド・シウバのパスをボックス外中央で受けると、ダイレクトで右足を振り抜く。正確にコントロールされたシュートは、ゴール右隅に吸い込まれた。見事なインターセプトから自身で決めきった、圧巻のゴールだった。
カンセロのゴールで勝ち越したポルトガルは、このまま逃げ切りに成功し、3-2で勝利。ワールドカップ予選連勝を飾った。
