サッカーのサウジアラビア代表は9日、チェコの『マルショヴィツカー・アレーナ』でチェコ代表との親善試合に臨み、1-1で引き分けた。この試合では、アル・ヒラルでプレーするFWアブドッラー・アルハムダンが、同点弾をマーク。その得点は、試合終了間際に叩き込んだ、見事な直接FKだった。
試合終了間際の直接FK弾
来月にはFIFAワールドカップ26 アジア4次予選を控えるサウジアラビア。今月5日には、北マケドニアとのテストマッチで勝利を収めていたエルヴェ・ルナール監督率いるチームは、敵地でチェコと対戦した。
試合は、アウェイチームが21分にPKを沈められ、先制点を許す。その後は、1点が遠かったサウジアラビアだったが、後半アディショナルタイム1分に同点ゴールを奪う。
ゴール正面絶好の位置でFKを獲得したサウジアラビア。キッカーを務めたアルハムダンが右足を振り抜くと、壁を超えてから急降下したボールは、ゴール左隅に吸い込まれた。軌道、スピード、コース、全てが完璧な直接FK弾だった。
アルハムダンの見事な一振りで同点に追いついたサウジアラビアは、チェコとのテストマッチを1-1のドローで終えた。
