リーズ・ユナイテッドに所属する27歳の日本代表MF田中碧が、現地時間13日に行われるプレミアリーグ第4節のフラム戦でメンバー入りする可能性が急浮上した。欠場濃厚の見方が強まる中で、リーズを率いるダニエル・ファルケ監督が記者会見で言及し、同選手も出場を示唆したと、英メディア『リーズ・ユナイテッドニュース』が11日に報じている。

田中碧、回復はやや遅れると考えられていたが…

　昨季のチャンピオンシップ（英2部）で優勝と昇格を果たしたリーズは、今季からプレミアリーグで戦っていた。エバートンとの開幕戦では1-0の勝利を収め、田中は各メディアのマン・オブザ・マッチ（MOM）に選出されている。そして、第2節のアーセナル戦にも先発出場したが、相手との接触で足を痛め、58分までプレーしたが途中交代している。試合後、ファルケ監督はMCL（内側側副靱帯）の負傷だと明かしていた。

　田中の長期離脱が予想される中、幸いにも代表ウィークに突入し、チームとして同選手の回復期間を設けることができている。

　そんな中、次節へ向けてファルケ監督が記者会見に臨んだ。同メディアによると「田中の回復はやや遅れると考えられていたが、田中が週明けから練習に復帰していると、ファルケ監督が明かした」という。続けて「ファルケ監督は田中やイーサン・アンパドゥの招集について、直前で判断すると語り、両選手ともベンチ入りはあり得るが先発は不透明とした」とのこと。さらに、田中が自身のインスタグラムに「27歳になりました。またすぐ会いましょう」と投稿したことで、早期復帰が現実味を帯びている。

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