明治安田J1リーグ第29節、FC町田ゼルビア対横浜FCの試合が12日に行われ、1-1の引き分けに終わった。この試合では、Jデビューを果たしたDF細井響による驚きのロングスローから、横浜FCが先制ゴールを決めている。
驚きのロングスローからゴールを決める
【写真:Getty Images】
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5位の町田と、降格圏の19位で苦しい戦いが続いている横浜FCによる一戦。横浜FCは、特別指定選手で来季加入内定の新潟医療福祉大DF細井響がリーグ戦で初の先発出場を果たした。開始5分、町田は得意とするロングスローからチャンスを作るも、DF伊藤槙人にクリアされてしまう。
30分には、右サイドを崩した横浜FCが山根永遠のクロスでチャンスを作る。しかし、これは味方に合わず、MF小倉陽太のシュートもGK谷晃生に阻まれてしまった。前半は両チームともにチャンスは作ったものの、ゴールまでは至らずに試合は後半に突入する。
迎えた56分、横浜FCが町田の得意とするロングスローからスコアを動かした。左サイドでスローイングのチャンスを得ると、細井がロングスローでゴール前に直接放り込んだ。これにDF伊藤槙人が合わせて、横浜FCが先制点を記録している。自分たちの得意としているパターンから被弾した町田は、失点した瞬間に驚きを隠せなかったのか、ゴール前の選手たちが呆然とした様子を見せていた。
その後、両チームに得点は生まれないまま試合終了かと思われた88分、FWミッチェル・デュークが同点ゴールを決めて町田が追いつくことに成功する。そのまま試合は終了し、1-1の引き分けに終わった。