世界屈指のビッグクラブであるリヴァプールFC(イングランド)は、数多くのスター選手を抱えている。サッカー日本代表の遠藤航も在籍する名門クラブにおける給料事情はどのようになっているのだろうか。今回は、そんなリヴァプールの最新推定年俸ランキングを紹介する。※最新推定年俸は『Capology』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。データは9月12日時点。[1/5ページ]
5位:ウーゴ・エキティケ(フランス代表)
生年月日:2002年6月20日
推定年俸:1206万ユーロ(約20.5億円)
24/25リーグ戦成績:33試合15得点8アシスト
リヴァプールの最新推定年俸ランキングでトップ5に食い込んだのは、今夏の新加入組の1人であるウーゴ・エキティケだ。
今年7月にアイントラハト・フランクフルト(ドイツ)からやって来た23歳の逸材は、同クラブで推定1206万ユーロ(約20.5億円)を受け取ることになる。
スタッド・ランス(フランス)でプロデビューを果たしたエキティケは、ヴェイレBK(デンマーク)やパリ・サンジェルマン(フランス)といったクラブへの期限付き移籍で経験を積むと、2024年2月にはフランクフルトに1シーズンのレンタル契約で加入する。
水が合ったのか、エキティケはドイツの地で躍動。フランクフルトでは公式戦通算64試合で26得点14アシストをマークした。特に2024/25シーズンのブンデスリーガでは高い得点力を発揮し、33試合で15得点を叩き出している。
ステップアップはもはや時間の問題だった。欧州の強豪クラブが獲得に関心を示したなかで、エキティケが選んだ挑戦の場所はイングランド。スター選手がひしめくリヴァプールへの加入を決意した。
この決断は今のところ大当たりの予感がしており、プレミアリーグでは開幕3試合で2得点1アシストを記録。エキティケは新天地で最高の滑り出しを見せている。
リヴァプールほどの資金力があるクラブでも、20億円超えの給料はそう簡単に渡せる額ではないはず。活躍できるかどうかが未知数の新加入選手であれば、高額年俸を与えるのは尚更リスキーな経営判断である。
ただ、2025/26シーズン序盤の出来を見る限りでは、エキティケにかかる経費は“お得”だと言えそうだ。
