レノファ山口FCは14日、明治安田J2リーグ第29節で本拠地「維新みらいふスタジアム」にジェフユナイテッド千葉を迎え、2-1で勝利した。この試合で決勝点を挙げたのが、古川大悟。古巣から奪ったその得点は、試合終了間際に決めたあまりにも劇的すぎるゴールだった。
古川大悟が決勝弾
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リーグ戦で12試合勝利から遠ざかっている19位山口と3位千葉の一戦。試合開始からゲームを支配したホームチームは、39分に河野孝汰がゴール前の混戦から抜け出すと、左足でゴールネットを揺らし、先制に成功する。
しかし、58分にセットプレーから河野貴志に頭で叩き込まれ、同点に追いつかれる。その後は、思うように攻撃の形を作れなかった山口だったが、84分からピッチに立った古川が、チームに勝ち点「3」をもたらす貴重なゴールを奪う。
後半アディショナルタイム6分、千葉の下部組織で育った25歳が、センターサークル付近でボールを持つと、状況を確認しながらゆっくりとドリブルでボックス内に侵入。そのまま得意の左足を振り抜くと、グラウンダーのシュートはGKの手を掠めて、ゴール右隅に吸い込まれた。
1対4の数的不利な状況だったが、相手DF陣がずるずると後ろに下がったことを見逃さずに、思い切りよく振り抜いた圧巻のゴールだった。この得点の直後に試合終了のホイッスル。古川の劇的ゴールで勝ち越した山口は、2-1で千葉を下し、13試合ぶりの白星を手にした。
