9月の代表ウィークが終了し、その結果を反映した最新のFIFAランキングが現地時間18日に発表される。韓国メディア『スターニュース』は15日に、9月のアメリカ遠征で1勝1分と好成績を残したサッカー韓国代表の予想される最新の順位について報じた。

日韓戦の敗北が大きな影響？

【写真：Getty Images】

　9月のアメリカ遠征では、メキシコ代表と2-2の引き分けに終わったものの、アメリカ合衆国代表に2-0で勝利した韓国。同メディアは、「日韓戦での敗北が致命的だった。FIFAランキング23位を維持も危機的状況」と前置きし、予想される韓国のFIFAランキングについて次のように伝えた。

「9月に発表される韓国代表のFIFAランキングは、7月と同じ23位を維持する見込みだ。直近の試合では、ランキングで上位に立つアメリカ（15位）、メキシコ（13位）に対して良い成績を収めたが順位に変動はない。むしろ24位との差が縮まり、現在の位置も脅かされている。7月に行われたEAFFE-1サッカー選手権での、日韓戦における敗北が致命的なものとなった」

　また、「問題は9月の発表で、7月に行われたE-1選手権の結果が反映される点だ。ランキングの低い中国や香港との試合で勝利して得たポイントよりも、ホームで日本に敗北したことで失われたポイントの方が多く、むしろマイナスになるという見通しだ」と、日本代表に敗北して準優勝に終わったE-1選手権での結果が、次回のランキングに大きな影響を及ぼすと指摘した。

　そして、「FIFAランキングが重要な理由は、来年のワールドカップ本戦での抽選に活用されるためだ」と前置きし、「本戦に出場する48カ国を対象として、12チームを4つのポットに分ける。23位を維持している韓国は、ポット2の中でも最下位圏だ。ランキングの管理を通じてポット2を維持することが、重要な課題として何度も指摘されてきた理由である。韓国がランキングを維持する一方で、24位のエクアドル代表がすぐ後ろに迫っている状況だ」と、ポット3に転落する可能性もある危険な状況であることを強調した。

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