小杉啓太がプレーするユールゴーデンIFは現地時間14日、アルスヴェンスカン(スウェーデン1部)第23節で、ハンマルビーIFと対戦し、3-3で引き分けた。この試合では、小杉が試合終了間際に同点ゴールをアシスト。高精度の左足で劇的弾を演出した。
小杉啓太がアシストをマーク
8位のユールゴーデンが、2位ハンマルビーをホームに迎えた一戦。小杉は定位置の左SBで、先発メンバーに名を連ねた。試合は、ホームチームが、13分と16分に立て続けに失点し、2点を追いかける展開に。
それでも22分にイェッペ・オッケルスが1点を返すと、55分にもアダム・スタールがゴールネットを揺らし、同点に追いつく。一気に逆転したいユールゴーデンだったが、68分に右サイドからの折り返しを小杉がマークしていた相手選手に決められてしまい、再び1点のビハインドを負う。
そして迎えた後半アディショナルタイム6分、小杉の左足から劇的なゴールが生まれる。右サイドからのCKのチャンスを獲得したユールゴーデン。キッカーを務めた19歳の日本人SBが、相手GKが触れない絶妙なボールを入れると、大外からアダム・スタールが押し込み、同点に追いついた。
このまま試合は終了し、3-3のドロー決着。ユールゴーデンは、リーグ戦8戦負けなし(4勝4分け)とした。
