小杉啓太がプレーするユールゴーデンIFは現地時間14日、アルスヴェンスカン(スウェーデン1部)第23節で、ハンマルビーIFと対戦し、3-3で引き分けた。この試合でフル出場した小杉にスウェーデンメディア『SvenskaFans.com』からは及第点が与えられている。
小杉啓太に及第点
8位のユールゴーデンと2位ハンマルビーとの一戦。今月末から開催する「FIFA U-20ワールドカップチリ2025」のメンバーに選出された小杉は、定位置の左SBでスタメン入りした。
そんな19歳のSBは2-2で迎えた68分、右サイドからのクロスに対して、ボールウォッチャーとなってしまい、背後から飛び込んできた相手選手にゴールを許してしまう。
それでも後半アディショナルタイム6分、右からのコーナーキックのキッカーを務めた小杉が、相手GKが触れない絶妙なボールをゴール前に供給。これをアダム・スタールが大外から押し込み、ホームチームが試合終了間際に劇的な同点弾を挙げた。
このまま試合は終了し、3-3のドロー決着。ユールゴーデンは、リーグ戦8戦負けなし(4勝4分け)とした。
同メディアは、小杉に及第点となる「2点」(※5点が最高、1が最低)を付与。寸評では、「左サイドバックは攻撃面で良い動きを見せ、試合の大半で守備もしっかりコントロールしていた。ただ、3失点目のシーンは、少し動きが止まってしまった。それでも、日本人選手は、試合終盤にアシストを決めて、そのミスを挽回した」と記した。
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