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「退団を全力で阻止」ますます前田大然頼りに?セルティック、夏の補強戦略失敗で「より不可欠な存在にした」【海外の反応】

text by 編集部 photo by Getty Images

 セルティックは今夏の移籍市場でアイルランド代表FWアダム・イダをスウォンジー・シティに売却しており、27歳の日本代表FW前田大然に頼らざるを得ない状況となっているようだ。来年1月の移籍市場でもチームを離れる可能性は低いと、英メディア『フットボール・インサイダー』が15日に報じている。

前田大然、移籍を希望しているが…

セルティックFW前田大然
【写真:Getty Images】

 前田は2022年1月に横浜F・マリノスからセルティックへ期限付き移籍した後、同年7月に完全移籍へ移行。それ以降セルティックに在籍しているが、チームの主力だった日本代表FW古橋亨梧が2025年1月に移籍したことで、より一層前田は重要な選手となった。昨季は公式戦51試合で33得点12アシストを記録し、スコットランドPFA年間最優秀選手にも選ばれている。

 その活躍を受け、今夏にはトルコ1部のフェネルバフチェなどが同選手の獲得に乗り出していた。ただ、セルティックは新たなストライカーの獲得に苦戦。後釜を確保しないままイダを放出したことで、攻撃陣は駒不足に陥っている。前田は左ウイングを主戦場としているが、最近ではセンターフォワードとして起用される回数が増えていた。

 それを踏まえ、同メディアはタイトルに「ブレンダン・ロジャーズ監督、前田の退団を全力で阻止」とつけ、「移籍が可能になる1月までは、ロジャーズ監督は前田の集中力を保つために全力を尽くしており、チームにとってその存在はますます欠かせないものとなっている」と伝えている。その要因として「補強戦略が、前田を不可欠な存在にした」と指摘している。

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【了】

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