Jリーグは16日、8月度の「2025明治安田Jリーグ 月間ベストゴール賞」を発表。J2リーグでは、水戸ホーリーホックMF齋藤俊輔が、今季2度目の受賞を果たした。対象となったゴールは、8月23日に行われた第27節のサガン鳥栖戦での先制点。長いドリブルから決めた、圧巻のゴールだった。
齋藤俊輔の圧巻のソロカウンターが選出
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水戸が鳥栖の本拠地「駅前不動産スタジアム」に乗り込んだ一戦。36分、アウェイチームはカウンターから、齋藤が均衡を破るゴールを奪う。
自陣でブロックを敷いて守っていた水戸は、大森渚生がインターセプト。このボールを櫻井辰徳とのデュエルを制して、マイボールにした齋藤がハーフウェーライン付近からドリブルを開始する。
相手DFを引き連れながらボックス手前まで一気に侵入すると、右足を振り抜く。低い弾道の強烈なシュートは、ゴール右隅に吸い込まれた。推進力が光ったドリブルでニアを射抜いた、インパクト抜群の得点だった。
5月度に続いて、2度目の選出となった齋藤は、Jリーグを通じて「この度、J2リーグ8月度のベストゴールに選んでいただき、ありがとうございます。また、今季2度目の受賞でとても光栄に思います。受賞したゴールは、自分の武器であるドリブルで積極的に仕掛け、シュートまで持っていくという自分らしいゴールだったと思います。チームとしては、中断明けから思うような試合ができていなくて課題も多いですが、しっかりと結果を受け止め、より一層チーム一丸となって戦っていきます」とコメント。
さらに、「そして僕自身、しばらくの間チームを離脱してしまいますが、U-20日本代表として世界の舞台に挑戦してきます。自分のスタイルがどれだけ通用するのか、課題を一つひとつ克服しながら確実に成長して帰ってきます。応援よろしくお願いいたします」と今月27日に開幕するFIFA U-20ワールドカップチリ2025の意気込みを語っている。
