UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)・リーグフェーズ第1節、レアル・マドリード(スペイン・ラ・リーガ)対オリンピック・マルセイユ(フランス・リーグアン)の試合が現地時間16日に行われ、マドリーが2-1で勝利した。スペインメディア『ElDesmarque』は、この試合で一発退場となったスペイン代表DFダニエル・カルバハルの軽率な行為について報じている。
軽率な行為に現地は猛批判
【写真:Getty Images】
2年ぶりの欧州制覇に向けての戦いが始まったマドリー。チームを率いるシャビ・アロンソ監督は、DFトレント・アレクサンダー=アーノルド、MFフェデリコ・バルベルデ、FWキリアン・エムバペらを先発に起用した。5分、アーノルドが左足を負傷したことでプレー続行不可能となり、カルバハルが代わりにピッチに立っている。
22分に先制されてしまったマドリーだが、直後にPKを獲得。これをエムバペが冷静に沈めて、同点としている。迎えた72分、カルバハルが口論となったGKヘロニモ・ルジに頭突きをして退場処分となってしまったことで、マドリーは数的不利に陥ってしまった。
同メディアは、「カルバハルの物議を醸した退場劇」と前置きし、「カルバハルがルジと口論になり、マルセイユのゴールキーパーは地面に倒れ込んだ。VARでは、スペイン代表選手が相手の顔面に頭を打ち付ける様子が鮮明に捉えられていた。その後、主審はカルバハルの行為が退場処分に値すると判断した。経験豊富な選手だが、相手に頭突きをするという行為を犯したことで非難を浴びている」と、カルバハルが軽率な行為で退場となったことを伝えている。
その後、81分に再びPKのチャンスを得たマドリーは、エムバペが決めて勝ち越しに成功した。そのまま試合は終了し、マドリーが2-1で勝利している。