ロイヤル・ユニオン・サン・ジロワーズ(ユニオンSG)は現地時間16日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)・リーグフェーズ第1節で、PSVアイントホーフェンとのアウェイゲームに臨み、3-1で快勝した。チームの2点目を決めたのは、アヌアル・エ・エル・ハジ。その貴重なゴールは、約40mを自身で持ち込んで決めた、圧巻の得点だった。
ユニオンSGを初勝利に導く追加点
昨シーズンのジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)を90年ぶりに制し、クラブ初の欧州CL本戦の出場権を獲得したユニオンSG。歴史的な欧州最高峰の舞台でのデビュー戦は、PSVと敵地で対戦した。
アウェイチームは、9分にプロミス・アキンペルがPKを沈めて、幸先よく先制に成功すると、39分には背番号「10」を背負うMFが、スーパーゴールを決める。
ハーフウェーラインを越えたあたりでボールを持ったアヌアル・エル・ハジは、ドリブルを開始する。一気にボックス手前まで侵入すると、相手選手を簡単に交わして、右足を振り抜く。冷静なフィニッシュは、左ポストに当たって、ネットに吸い込まれた。インパクト抜群の独走ゴールだった。
2点のリードを手にしたアウェイチームは、81分にケビン・マックアリスターが1点を追加。90分には、ルベン・ファンボメルに1点を許したものの、3-1の快勝。クラブ史上初の欧州CL初勝利を挙げた。
