パリ・サンジェルマン（PSG）は現地時間17日、UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）・リーグフェーズ第1節で、アタランタBCと対戦し、4-0で完勝した。この試合の2点目をマークしたのが、ジョージア代表FWフヴィチャ・クヴァラツヘリア。その得点は、見事な個人技で打開して奪った、圧巻のゴールだった。

フヴィチャ・クヴァラツヘリアのゴラッソ

　連覇を目指すPSGの初戦は、ホームにアタランタを迎えた。ホームチームは、3分に主将のマルキーニョスのゴールで幸先良く先制に成功する。

　そして迎えた39分、24歳のドリブラーが見事な個人技からネットを揺らす。ハーフウェーラインを越えた辺りでパスを受けたクヴァラツヘリアは、巧みに前を向くとドリブルを開始する。細かなタッチで一気にボックス手前まで持ち運ぶと、右足を鋭く振り抜く。強烈なシュートは、ゴール右隅に突き刺さった。

　ドリブルの“コース取り”、スピード、細かいタッチからのフィニッシュ。どれも完璧なゴラッソだった。

　このゴールで2点差にしたPSGは、51分にもヌーノ・メンデスが個人技からゴールを奪うと、後半アディショナルタイム1分にはゴンサロ・ラモスが相手のパスミスから得点を挙げ、4-0の快勝。本拠地『パルク・デ・プランス』でアタランタを粉砕した。