明治安田J3リーグは、日本プロサッカーリーグの最下層カテゴリーになるが、当然ながら戦いを厳しい。J2から落ちてきたチームでさえ、下位に沈むこともあるほど競争は激しいのだ。今回は、そんなJ3リーグでまったく勝てず、ボロボロだった歴代チームを紹介する。※スタッツはデータサイト『transfermarkt』を参照。情報は9月10日時点
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Y.S.C.C.横浜（2016シーズン）
【写真：Getty Images】
監督：樋口靖洋
J3リーグ順位：16位
J3リーグ成績：30試合5勝5分20敗
3シーズン連続となるリーグ最下位。2016シーズンのY.S.C.C.横浜は、ファン・サポーターに大きな失望を与えてしまったと言っていいだろう。
2014年に新設されたJ3リーグには、12チームが参加した。Y.S.C.C.横浜もその一員となり、有馬賢二監督の下で33試合を戦っている。
だが、最終的にリーグ戦ではわずか4勝にとどまり、11位の藤枝MYFCに勝ち点6の差をつけられてリーグ最下位で初年度を終えた。
Y.S.C.C.横浜は翌2015シーズンもリーグ最下位に。有馬監督が退任となり、後任に樋口靖洋監督が就任した。
だが、新体制で挑んだ2016シーズンも、同クラブには厳しい道が待ち受けていた。
開幕アウェイ2連戦を1勝1分で終える好スタートを切ったが、ホーム開幕戦となった第3節の鹿児島ユナイテッド戦で0-1の敗戦。そこから第6節まで、リーグ戦4連敗を喫した。
恐ろしいことに、2016シーズンのY.S.C.C.横浜はリーグ戦で連勝がない。
一方で、残念ながら連敗はかさんでおり、前述した第3節から第6節の4連敗に加え、第9節から第12節の4連敗、第16節から第17節の2連敗、第21節から第27節の7連敗と苦しい時期が続いた。
最終的にチームは16位でシーズン終了を迎え、30試合で白星はわずか5試合。得点数「15」はリーグ最少、失点数「51」はリーグ最多と、厳しい現実を突き付けられた。
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