UEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第1節、ニューカッスル対バルセロナの試合が現地時間18日に行われ、アウェイチームが1-2で勝利した。この日2得点を挙げ、バルサの勝ち点3獲得に大きく貢献したFWマーカス・ラッシュフォードの活躍を、東京大学運動会ア式蹴球部の現役分析官が解説する。(文:阪田天祐)
チャンスを作り出せなかった前半のバルセロナ

【写真:Getty Images】
イングランドの伏兵ニューカッスル・ユナイテッドと、スペイン王者バルセロナが相まみえたこの一戦。バルサはFWラミン・ヤマルの負傷欠場を補うべく、右ウイングにFWラフィーニャ、左ウイングにマーカス・ラッシュフォードを起用し、敵地での厳しい戦いに臨んだ。
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立ち上がりから前線の4枚ではめてきたニューカッスル。バルサはキーパーから繋ごうとするも、中盤から前方の選択肢も相手に埋められ、出し所が無いままボールを失うシーンが続く。
上手く回避できても、ニューカッスルの4-5-1ブロックが固く、決定機を作り出すことができない。
そうした中で、23分。DFキーラン・トリッピアーに敵陣深くでボールを奪われ、必殺のロングカウンターを起動させてしまう。
一気に右サイド奥まで侵入され放り込まれたクロスに、逆サイドに走り込んでいたFWハーヴィー・バーンズに左足で合わせられるも、GKジョアン・ガルシアがファインセーブ。この日1番のピンチをしのいだバルサは、チャンスを作れぬまま、前半を0-0で終えた。