スペイン・ラ・リーガ第5節、レアル・マドリード対エスパニョールの試合が現地時間20日に行われ、マドリーが2-0で勝利した。この試合では、マドリーに所属するDFガブリエウ・ミリトンがスーパーゴールを決めて、チームを勝利に導いている。

スーパーゴールを決めたミリトン！

【写真：Getty Images】

　ミッドウィークに行われたUEFAチャンピオンズリーグのマルセイユ戦では、退場者を出しながらも2-1で勝利したマドリー。ホームにエスパニョールを迎えた一戦では、DFアルバロ・フェルナンデス・カレーラス、MFオーレリアン・チュアメニ、FWキリアン・エムバペらをスタメンに起用した。

　試合開始からボールを保持してエスパニョールを押し込む展開が続いたものの、アウェイチームのブロックをなかなか崩せなかったマドリー。そんな中で迎えた22分、ミリトンが嫌な流れを断ち切るような一発を叩き込んだ。

　ブロックの外でのパス回しを強いられていたマドリーは、ピッチ中央でMFフェデリコ・バルベルデがミリトンへとボールを渡した。パスを受けたミリトンは、細かいタッチで前を向き、豪快に右足を振り抜く。ゴールからかなり距離のある位置で放たれた一撃は、軌道が落ちることなくネットに突き刺さった。膠着した試合展開の中で、何もないところから得点をもたらしたミリトンのスーパーゴールだ。

　その後、47分にエムバペも強烈なミドルシュートを叩き込んで2-0としたマドリー。そのまま試合は終了し、開幕から無傷の5連勝を飾って首位をキープしている。