スペイン・ラ・リーガ第5節、バルセロナ対ヘタフェCFの試合が現地時間21日に行われた。試合は3-0でバルセロナが勝利している。この試合では、バルセロナに所属するMFフェラン・トーレスが鮮やかなカウンターからゴールを奪って、チームの勝利に貢献した。

2本のパスでゴールを奪う電光石火のカウンター

【写真：Getty Images】

　「エスタディ・ヨハン・クライフ」スタジアムに、ヘタフェを迎えた一戦。チームを率いるハンジ・フリック監督は、DFエリック・ガルシア、MFダニ・オルモ、FWラフィーニャらを先発に起用した。なお、FWラミン・ヤマルは代表ウィークでの負傷が影響して、今節もベンチ外となっている。

　15分、バルセロナ“らしい”鮮やかな連携から、フェランが先制ゴールを決めた。迎えた34分、高速カウンターから追加点が生まれている。

　ヘタフェDFディエゴ・リコのパスをエリック・ガルシアがクリアした際に、ボールが前線のラフィーニャへと繋がった。フリーでパスを受ける形になったラフィーニャは、ワンタッチでスルーパスを送る。GKと一対一になったフェランは、やや距離のある位置から豪快に右足を振り抜き、2点目を記録した。

　1点目は華麗なパスワーク、2点目はわずか2本のパスでゴールを奪っており、チームとして様々な形から柔軟に得点を狙うことができるのを証明している。その後、62分にダニ・オルモがダメ押しとなる3点目を奪い、バルセロナが3-0で勝利した。

　勝利したバルセロナは、25日にアウェイでレアル・オビエドと対戦する予定だ。