チャンピオンシップ(英2部)のバーミンガム・シティに所属する30歳の日本代表FW古橋亨梧は、新天地でも苦戦している。ゴールから遠ざかる日々が続いているが、それでも近いうちに得点を決めると、同クラブを率いるクリス・デイヴィス監督が主張した。スコットランドメディア『67ヘイルヘイル』が22日に報じている。
古橋亨梧、出場機会を求めてイングランドへ移ったが…
古橋にとって、まさにセルティック時代は絶頂期だった。2021年7月に加入後は主力として活躍し、得点王や最優秀選手賞、年間ベストイレブンなど数多くの個人タイトルを獲得している。何度もチームを優勝に導く活躍を見せ、看板選手と言えるほどの存在感を発揮。そして、今年1月にはステップアップを目指してスタッド・レンヌへ移籍した。
ただ、出場機会に恵まれず、7月には環境を変えるためにバーミンガムへ移る。EFLカップ(カラバオ・カップ)1回戦のシェフィールド・ユナイテッド戦で初ゴールを決め、早速得点を決めたことでより期待度は高まった。しかし、その後は公式戦8試合で1ゴールという状況から変わっていない。
そんな状況でも、デイヴィス監督は古橋に信頼を寄せている。前節のスウォンジー・シティ戦を振り返り、「彼はチャンスを作り出している。今日もオーバーヘッド気味のシュートを放ったが、相手の顔に当たってしまった。でも彼は点を取る。必ず取るよ。私は疑っていない。彼のスタッツを見ればわかるだろう。常にゴールを奪ってきた選手なんだ。彼が好きな理由は、ピッチに立っていると必ずチャンスを作るからだ。そんな選手がいること自体がチームにとってワクワクすることだし、私は古橋について何の不安もない。彼はあの場面で素晴らしいスピードとエネルギーを注入してくれたと思う」と語り、今後の復活に期待感を示している。
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