サッカー韓国代表は、10月10日に国際親善試合でブラジル代表と対戦する。韓国メディア『spotvnews』は9月20日に、この試合でハングル仕様の特別ユニフォームを着用することから、ブラジル代表には必ず勝利しなければいけないと伝えた。
特別ユニフォームを着用してブラジル戦を戦う
【写真:Getty Images】
9月の代表ウィークでは、アメリカ合衆国代表に2-0で勝利。メキシコ代表と2-2の引き分けで、1勝1分という結果を残した韓国代表。10月には、ホームにブラジル代表(10日)、パラグアイ代表(14日)を迎える予定だ。
韓国サッカー協会(KFA)は、ブラジル戦で『ハングルの日(10月9日)』を記念して、背中に記される選手名がハングルの特別ユニフォームを着用することを発表した。同メディアは、「ホン・ミョンボ監督率いる韓国代表は、ブラジル戦で必ず勝利しなければいけない。ハングルの日に特別ユニフォームを着用することがFIFAにも特別承認された」と前置きし、次のように述べている。
「ブラジル戦で必ず勝利しなければいけない理由が生まれた。KFAは、FIFAの特別承認を得たことで、ブラジル戦に着用する代表チームのユニフォームにハングル文字を刻む予定だ。本来FIFAの規定では、ユニフォームにはアルファベットの表記のみが可能となっている。Aマッチのユニフォームに、自国の言語で名前が記されるのは世界的に見てもほとんどないことだ」
また、「KFAは、ブラジル代表にもハングル表記の特別ユニフォームを着用してもらうように協議中だ」と述べつつ、「ブラジル戦は、韓国代表がW杯に向けた現在地を確認する上で絶好の機会である。彼らを相手に勝利すれば、韓国サッカー史上初となるW杯ポット2が現実化する。最近、FIFAが発表したランキングでは、韓国は前回と同じ23位を維持している」と、W杯の組分けにも大きく影響することから、非常に重要な一戦であることを強調した。
KFAの公式SNSでは、ハングル仕様の特別ユニフォームのデザインを公開している。