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PSG撃破に導いた一撃! 久保建英の元同僚、アゲルドが貴重な決勝ゴール! マルセイユが今季最初の“ル・クラスィク”を制す

text by 編集部 photo by Getty Images

 オリンピック・マルセイユは現地時間22日、リーグ・アン(フランス1部)第5節で、パリ・サンジェルマン(PSG)を本拠地「スタッド・ヴェロドローム」に迎え、1-0で勝利した。この試合では、昨シーズンはサッカー日本代表MF久保建英と共に、レアル・ソシエダでプレーしたモロッコ代表DFナイフ・アゲルドが、決勝点を挙げた。

ナイフ・アゲルドが貴重なゴール

マルセイユ ナイフ・アゲルド
【写真:Getty Images】

 悪天候の影響により順延となっていた今季最初のフランスを代表するダービーマッチ “ル・クラスィク”。試合は、開幕4試合を2勝2敗で終え、スタートダッシュに失敗していたホームチームが、先に試合を動かす。

 開始早々の5分、ボックス内右でボールを持ったメイソン・グリーンウッドが、自身のドリブルでシュートコースを作り出して、左足を振り抜いたものの、相手DFのシュートブロックに阻まれる。しかし、DFの足に当たって高く上がったボールがゴール前へ。これをアゲルドが頭で押し込み、マルセイユが先制に成功した。

 昨シーズンは、ウェストハム・ユナイテッドからのレンタル移籍でソシエダでプレーし、今夏に完全移籍でマルセイユの一員となった29歳が、大きな仕事をやってのけた。また、リーグ戦では、2試合連続ゴールとなった。

 その後は、PSGがボールを保持し、攻め込む展開となったが、マルセイユも効果的なカウンター攻撃で応戦。ホームチームの1点リードのまま、前半を折り返す。

 後半も集中した戦いを見せたマルセイユは、90分にロベルト・デ・ゼルビ監督が、審判への暴言で退場処分となったものの、このまま逃げ切りに成功。1-0で難敵PSGを下した。

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