サッカー韓国代表は、10月10日に国際親善試合でブラジル代表と対戦する。韓国紙『ソウル経済新聞』は9月19日に、韓国代表はブラジル戦で“ハングル表記”の特別ユニフォームを着用する予定だと伝えた。
ハングル仕様の特別ユニフォームを着用
【写真:Getty Images】
10月の代表ウィークでは、ホームにブラジル代表(10日)、パラグアイ代表(14日)を迎える予定の韓国代表。韓国サッカー協会(KFA)は、『ハングルの日(10月9日)』を記念して、選手名がハングルで記された特別ユニフォームを着用して、ブラジルとの試合に臨むことを発表した。
KFAは、インスタグラムの公式アカウントを通じて、特別ユニフォームに関して次のように紹介している。
「FIFAの規定により、ユニフォームに使用する文字はアルファベット表記しか認められていない。しかし、韓国サッカー協会は、FIFAの特別承認を得て“ハングル表記”を可能とする独自のフォントを開発した。代表戦のユニフォームに母国語が使用されることは、非常に稀なことである。(ブラジル代表戦を通じて)韓国独自の文字文化遺産であるハングルの価値を高めることが期待される」
また、同メディアは、「韓国サッカー協会は、ブラジル代表チームの選手もハングル表記のユニフォームを着用してもらう予定であり協議中だ」と、ブラジルの選手たちが身にまとうユニフォームについても、ハングル表記のものとなる可能性があると伝えた。