イングランド・カラバオカップ3回戦、リヴァプール対サウサンプトンの試合が現地時間23日に行われ、リヴァプールが2-1で勝利した。現地メディア『LIVERPOOL.COM』は24日に、この試合に先発出場して、加入後初ゴールを決めたリヴァプールFWアレクサンデル・イサクの活躍について報じている。
重要な初ゴールを決めたイサク
【写真:Getty Images】
43分、GKアレックス・マッカーシーを中心に攻撃を組み立てようとしたサウサンプトン。すると、積極的なプレスからFWフェデリコ・キエーザがボールを奪うことに成功する。パスをカットしたキエーザは、ゴール前へとボールを送った。そして、イサクがGKとの一対一を冷静に制して、先制点を記録している。
その後、76分に失点してしまったリヴァプールだが、85分にFWヒューゴ・エキチケが勝ち越しゴールを奪い、2-1でサウサンプトンを下している。
同メディアは、「リヴァプールの“イサクプロジェクト”は加速する可能性がある」と前置きし、加入後初ゴールを記録したイサクについて、次のように述べた。
「イサクは、リヴァプールでの初ゴールを決めた。エキチケが退場処分となったので、次のクリスタル・パレスとの試合では予定よりも長い出場となるかもしれない。実際、彼のパフォーマンスが低迷した場合、すぐに非難する人は多いだろう。フロリアン・ヴィルツを見れば分かる」
そして、「イサクの決めたゴールは、マッカーシーからのひどいパスをインターセプトしたキエーザのおかげだ。比較的簡単な得点だったが、リヴァプールに加入してからすぐにゴールを奪ったことはプラスでしかない」と指摘しつつ、「得点を奪えない時間が長引けば、イサクにとってプレッシャーになる。彼はすでに重荷を下すことに成功した」と、サウサンプトン戦でのゴールは、イサクにとって非常に重要なものだったと強調している。